私立のGMARCH付属中学校と、都立中高一貫校の併願を考えている方もいるのではないでしょうか?

結論から言うと、GMARCH付属中学と、都立中高一貫校の併願は辞めた方がいいです。

※準御三家以上、都立小石川に受かるレベルにある場合は除きます。

学習内容に差異がありすぎる

私立と都立の試験範囲で大きな違いは、理科社会にあると思います。

理科と社会の場合、都立は小学校で習う範囲+αですが、GMARCH付属中学校だと中学3年生の範囲までが含まれます。

その為、私立のGMARCH付属中学校を目指すのであれば、小学校4年生から塾に通わないと間に合いません。

試験問題に差がありすぎる

都立の特徴は、適性検査と言われる試験問題にあります。

特に、国語(適性検査Ⅰ)は、要約作文問題という形式で出題されるため、独自の対策が必要になります。

「対策なしでも大丈夫だった!」という体験談もありますが、それは元々の学力が高い方です。

対策なしでもいけるのは、準御三家以上の学校を、A判定(80%)取れるレベルでないと厳しいと思います。

勉強時間が足りなくなるから併願はオススメしない

例えばですが、私立のGMARCH付属を第1志望で、四谷大塚偏差値(Y偏差値)60レベルだった場合、都立の作文対策及び、算数や理科の過去問対策は必須になります。

一方、(小石川以外の)都立を第一志望としている場合、都立の勉強とは別に、理科と社会の中学3年生までの範囲をやらなければいません。

つまり、私立と都立の両方の対策をするのは、時間的に難しいのです。

まとめ

私立のGMARCH付属中学校が第一志望なら、都立は考えず、私立に絞った方がいい結果が出ると思います。

Y偏差値60レベルだと、都立の試験対策は負担にしかならないです。

(小石川以外の)都立を第一志望としている場合は、適性検査対策を実施している中学校を狙うか、Y偏差値56レベルまでの私立の併願を狙いましょう。

そのレベルであれば、都立対策で習った範囲で、理科と社会は何とかなると思います。

とは言っても、頑張っても合格者平均点ぐらいだと思うので、差を付けやすい算数が得意であった方がベターです。

自分が経験した範囲での記事となりますが、参考になれば幸いです。

 HOMEへ戻る  |  賃貸物件一覧へ